8-23,Sep.,2206
9月8日
広島→仁川→西安へとフライト。西安到着は22時頃。この空港の両替所は9-17時oepn。西安の市内へと移動する人は、途端に
中国元が必要となるので、この役立たずの両替所は不便です。我々は明日すぐにフライトなので、航空大酒店に宿泊。まあ、空港から歩いていけない距離ではない。時間帯によってはリムジンバスを運行している。ぼろいけど、朝食は種類も多く満足。(西安泊)
9月9日
まず、空港で両替。パートナーが300ドル、私が1万円程度両替する。ここでの両替は金額制限がある。
西安→ウルムチへフライト。15時過ぎに到着。リムジンバス(10元)に乗って、ウルムチ駅前まで行く。空港へは51番路線バスがあるが、バス停は遠くて不便。ただし料金は0.9元。
駅前の新彊飯店(ぼろく、ゴキブリが走っていたりするが、なぜかベッドメーキングだけは完璧。スプリングは堅くなく
シーツ類も清潔)。ウルムチはこれといって見るところはない。人民公園から一日ツアーが出ているというので、様子を見がてらそこを目指す。担当のおばさんがおり、明日の出発を教えてくれる。天池ツアーを40元(正規料金は50元)でOKという。予約はしなかったが、明日間に合うように来ると伝えて、紅山公園を目指す。山の上にあるこの公園は、ロープウェイで登るようだが、強風のためかその日は動いていなかった。パートナーは坂が嫌いな人なので、ロープウェイの状態を見ただけで、行くのを断念。町歩きをしながら、バスターミナルへ行く路線を見つける。ウルムチからタクラマカンを縦断するつもりだったので、そのままバスターミナルへ下見に行く。その後、ホテル付近を通るバス路線で戻る。ホテル近くの中華料理屋さんで夕食。炒面以外はとても美味しい。(ウルムチ泊)
9月10日
早朝起床。タクシーで人民公園へ行き、ツアーバスに乗り込む。結構早めに行ったのが、すでにかなりの中国人観光客で占められていた。大型バス一台では乗り切れず、結局もう一台1Boxが準備され、後から予約したらしい人間が我々を含めてこちらに移動させられる。車はぼろいが五月蝿い中国人軍団と離れることができて、やれやれである。お昼前に天池について、まず入場券を買ってこいといわれる。これが90元! かなり低い位置にある駐車場で降ろされて、今度はリフトを使ってあがるという。これが35元! 11年前に私は来たことがあるけど、こんなものは無かったし、そもそも天池近くまで一気に車であがったと思う。リフトに乗るのに30分ぐらい炎天下で待たされ、やっとの思いで乗り込んだリフトは、超のろいペアリフト。たどりついた所が天池かと思うと、この辺りはお食事所で、非常に高価な炒面や炒飯(10元)でぼったくっている。ここからは、電気車で天池まで行くようで、歩くのが嫌な人はこれに乗り込む。我々は使わなかったので料金はいくらかわからない。しばらく登りを歩いて、やっと天池に到着。えぇっ! なにか違う! 一面緑で覆われ、白いパオが立ち、カザフ族が馬に乗り、観光客の間を闊歩していた風景はなくなり、その代わりに民族衣装をまとったカザフの舞台ショー、岩だらけでごつごつした大地、手入れされた遊歩道、ごった返す中国人観光客、貸し民族衣装屋、低くなった湖面、青くない空(空気は霞を含んだよう)と、何もかにもが変わっていた。氷河が後退したためなのか、観光地として整備したためなのかわからない。パートナーにはここの素晴らしさを常々話していたため、相当文句をいわれるハメに(笑)。天池にはわざわざ行く必要はないだろう。美しいパンフレットの写真は、過去のものであり、その面影は残っていない。ウルムチ市内に戻り次第、荷物をホテルでpick upし、そのままバスターミナルへ行く。トルファンへの切符を手に入れ、バスに乗り込む。20時過ぎ出発、到着したのは23時30分過ぎぐらい。思ったより時間がかかった。
バスターミナルに隣接する交通飯店ではドミトリーしか空いておらず、パートナーはホテル探しに行ってくれる。明日のトルファン
観光も一日ツアーに参加しないと大変なのだけど、この時間だし、代理店をみつけようもない。交通飯店でパートナーを待っていると、3人の男性に
日本語で声をかけられた。あまりにも流暢なので、日本人の旅行者かと思ったぐらい(笑)。交通飯店の2階に事務所を持つ
旅行代理店の社長ほか社員で、2006年4月から旅行会社を始めたとのこと。それならトルファン一日ツアー(60元)も扱っているとのことで、渡りに船だ〜! しばらくしゃべっているとパートナーが戻ってきて、経緯を話す。まずチェックインして、荷物を置いてから、彼らの事務所に行く。社長は日本語でチャットをやるような人で、中国人と外国人の興味の対象の違いを良く認識しており、中国人ツアーに参加することをあまり進めない。それでも、チャーターしてまでがんばる気のないパートナー、結局中国人ツアーに参加することでOKをだす。(トルファン泊)
9月11日
社長さんは気を利かせてくれて、アメリカ人女性1名と我々2名でのタクシーツアーにしてくれた。このアメリカ人女性は
中国語がペラペラで、結局タクシーの運ちゃんの言葉を英語で通訳してくれた。パートナーが英語達者だから、安心。まず交河故城。ここは昔と変わらない。良い遺跡である(40元)。朝一番だったためか、観光客もまだ少なく随分奥まで歩いていくことができた。ただ相乗りのツアーなのでそれほどたっぷり時間をとるわけにはいかなかったが。次に連れて行かれたのが、カレーズを見せる施設(20元)。さすがに前に来たときはこんなものはなかった。これはいけません。20元払う価値なし!! カレーズの構造を見せる施設なのだが、おみやげ物屋ばかりで何の意味もない。アメリカ人と一緒になって文句言いまくり! すると運ちゃん、村中にあるカレーズに連れて行ってくれました。こちらが本物。次が、葡萄こうと呼ばれる所(60元)、ここは社長さんもお勧めだったのだけど、なんじゃこりゃーって感じ。葡萄栽培のみずみずしさは、多分乾燥地帯の人にとってとても癒されるものなのだろうけど、我々水浸しの国の人間にとっては何の感動も生まれないものだった。値段が高かっただけにアメリカ人ともどもがっかり。彼女もモロッコの人が良かったと言っていたからと入ったのだけどねえ。運ちゃんの友達の
レストランで昼食。少し高め。次が、ベゼクリク千仏洞(20元)。ここもそれほど変化はない。たむろしていたウィグルがいなくなったぐらいか。そして、火焔山。前来たときは道路脇から山の麓まで強風と熱波の中、歩いていった記憶があるのだけど、なんとここもお金を取るようになっている!! お金を取るから、山の麓には長い壁が作ってある。壁の向こうにいくためには20元払わなくてはならないのだ。風景にお金とるなよなあ。そのために景観は台無しにしているし、この拝金主義はどうにかならないものだろうか。高度成長を続けている中国人にとってはお金を払ってみることが、一種のステータスなんだろうけど。我々先進国の人間にとってこのナンセンスは頂け無くって、つかさずパス。運ちゃん、どうしてここのお金が払えないのか納得いかなかったようです。あとアスターナ古墳(20元)、ここはかつてはタダだったような気がするけど、お金をとるようになった分、囲いがしっかりし、景観を台無しにしていた。日本人観光客以外はいない。それから高昌故城(30元)。相変わらずのロバ車争奪戦で、すごい活気だった。遺跡内では随所に監視員がおり、ちょっと道をはずすと叱られる。どうしてだろう? 人が少なければうら寂しい感じの遺跡なのだけど、ごった返す中国人旅行客のおかげでそういう雰囲気でもない。ロバ車は2人で往復30元。我々のような個人客は日銭になるのか、勧誘は喧嘩腰。18時30分ぐらいにホテルに戻る。近くの屋台街で夕食。カバブやナンはとても美味しい。バザールでプルーン、リンゴ、ハミ瓜を購入。(トルファン泊)
9月12日
トルファンのホテル、東方飯店を
チェックアウト。エレベータはないホテルだったけれど、新しくて綺麗だった。近くの中国銀行で両替500ドル。このままウルムチに戻り、16時発ホータン行きに乗ることにする。このバスは、豪華バスで料金もかなり高め。バスターミナルで目にしたことのある豪華バスはどれも窓が広く、シーツも綺麗そうだ。この豪華バスで、いよいよタクラマカン砂漠縦断である。
ところが、その時間発のバスは、普通のバスだった。納得のいかないパートナーはしばらく文句を言いまくっていたが、他の中国人もおとなしく高い料金を払ってこのボロバスに乗っている様子。満席にならなかったため、ぐずぐず出発を延ばし、ポケットマネーにするお客を拾い(チケットセンターを通さずにバスに乗せる)、やっと17時前に出発。途中ウィグルレストランで、炒面の夕食。言葉の通じない我々に店主は憮然としていたけど、そのうち日本人だとわかるとすごく愛想が良くなった。こういう店に立ち寄る外国人は珍しいらしい。パートナーのハンディカムが大いにうけて、そのうちオーナーまで出てきて2000元で売ってくれと盛り上がる。
深夜にバスは砂漠公路に入った。タクラマカンの空気は澄んでおり、とても星空が綺麗だ。(車中泊)
ニックネーム bubobubo at 16:22|
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旅行記